●4日、モバイルネットワークの品質評価を行う「UMNet」が発表した報告書によると、10月の中国の平均3G通信速度は52.51KB/sで、日本や韓国などの平均通信速度の10分の1以下となった。写真は江蘇省南京市にある中国聯通の広告。
中国のアメリカにまで通信技術を売り込もうとしている状況からみると、この状況はなにかおかしい。
おそらくは、恣意的に通信スピードを落としているのだろう。
情報の拡散を抑えるためとか、検閲を容易にするためとかいろいろあるだろう。
基本的には、当局の目をくぐり抜けて、意図せぬ情報が流れることがいちばんイヤなことである。
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レコードチャイナ 配信日時:2012年12月6日 21時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67159&type=0
中国の3G通信速度、日韓の10分の1以下―中国メディア
2012年12月4日、モバイルネットワークの品質評価を行う「UMNet」が発表した「2012年10月全国3Gユーザー体験速度データ報告書」によると、10月の中国の平均3G通信速度は52.51KB/sで、日本や韓国などの平均通信速度の10分の1以下となった。京華時報が伝えた。
中国の3G通信速度は、
中国聯通(チャイナ・ユニコム)が最速の55.04KB/s。
中国電信(チャイナ・テレコム)はこれをやや下回る 49.67KB/s。
中国移動(チャイナ・モバイル)は最も遅く、28.26KB/sだった。
同報告書のデータを見ると、中国の平均3G通信速度は、日本や韓国の平均1400KB/sと比べ、低い水準にあることが分かる。
北京郵電大学の曾剣秋(ズン・ジエンチウ)教授は
「これは中国のネットカバー率が先進国より低いことが一因だ。
もう1つの重要な原因は、中国のユーザー数が日本や韓国を大きく上回り、多くのユーザーが同時に利用するため、全体的な通信速度に影響している。
中国の3G通信速度の問題を解決するために、まずは4Gネットを早急に普及させるべきだ。
また2Gと3Gを1つのネットワークに融合する動きを加速することも、モバイルネットの問題解決の重要な手段である」
と指摘した。
(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/内山)
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レコードチャイナ 配信日時:2012年12月24日 9時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=67744&type=0
人民日報がネット検閲強化を呼びかけ、検閲回避ツールが使用不能になる事例が多発―中国
2012年12月21日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレは、中国のネット検閲が強化されたと報じた。
ここ数日、複数の中国官制メディアがインターネット検閲の強化を呼びかける記事を掲載している。
人民日報は18日から4日間連続でネット規制に関する記事を掲載。
あるマイクロブログユーザーは「強烈なシグナルだ」とつぶやいた。
まさにその言葉通り、中国でVPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)など、ネット検閲を回避するツールが使用できなくなるケースが多数報告されている。
香港英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポストはグーグルのGmailへの接続速度が遅くなったと嘆く外国人の声を紹介している。
VPNプロバイダーのAstrill社の顧客への通達によると、中国のネット検閲システムは自動的にVPNサービスを発見し封鎖する能力を有しているという。
現時点ではすべてのVPNプロバイダーが封鎖されたわけではないが、今後大きな影響が出るとみられる。
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