2012年11月20日火曜日

ASEAN:「中国+カンボジア」対「日本+フィリッピン」

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 中国の影響力の一番大きいのがパキスタン、その次がカンボジア。
 中国が相当な援助を行なっている。
 ミヤンマーはこれまで中国の援助を受けながらも、今回アメリカに乗り換えてしまった。
 アジア各国では日中対立を間近に見て、どちらについたほうが利益が引き出せるか、探っているようである。


レコードチャイナ 配信日時:2012年11月20日 15時55分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66652&type=0

日本とフィリピン、対中非難で連携―英メディア

 2012年11月20日、カンボジアで東アジアサミットが開幕。
 米大統領選挙と中国の第18回党大会の後に行われる重要かつ世界的な外交行事だ。環球時報が伝えた。

 ロイター通信は日本とフィリピンを「南シナ海の緊張に火花を生じさせる」2つの国と見なしている。 
 19日に野田首相がASEAN10カ国首脳と会談した後、日本政府は
 「野田首相は南シナ海問題を取り上げ、アジア太平洋地域の平和と安定に直接影響を及ぼす恐れのある、国際社会にとって共通の懸念だと指摘した」
との声明を発表した。
 また、
 「野田首相は最も分裂させ、最も煩わせる安全保障の問題にアジアを巻き込み、南シナ海問題の議論を制限しようとする議長国カンボジアの努力に挑戦した」
と指摘した。

 ロイター通信は
 「19日、ASEAN首脳と野田首相の会談の最後に、カンボジアのフン・セン首相が会議を終らせようとした時、フィリピンのアキノ大統領が突然挙手して口をはさんだ。
 アキノ大統領は『昨日のASEANの一致についていくつかの見解があるが、われわれはこれをASEANのコンセンサスとはできないと認識している。
 この声明はわれわれの見解ではない。 
 ASEANはわれわれにとって唯一のルートではない。
 主権国家として、われわれには国益を守る権利がある』と述べた」
と報道。
 「フィリピンの他の外交ルートは親密な同盟国である米国が関係するだろう」
と指摘した。

 英国の学者、マーティン・ジャック氏は19日にフィリピンで、
 「フィリピンの親米抗中は近視眼的で、風がどの方向に吹いているのかわかっていない」
と指摘した。
(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/内山)




レコードチャイナ 配信日時:2012年11月21日 7時28分 
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66638&type=0

中国がASEAN各国で鉄道建設、中国に対する態度を軟化させる―インド紙

 2012年11月19日、環球時報(電子版)によると、中国がASEAN(東南アジア諸国連合)各国を巻き込んだ鉄道ネットワークの建設を加速している。
 インド紙ザ・タイムズ・オブ・インディアは、中国のこうした動きによって近隣各国の中国に対する態度が軟化しており、米国の同地域への努力に水をさす結果になっていると報じた。

 中国は70億ドル(約5600億円)を貸与し、ラオスの首都ビエンチャンと中国を結ぶ鉄道路線の建設を援助する。
 ラオス政府高官によると、同路線は総延長が420キロに及び、途中のトンネル76カ所と架橋154カ所は中国企業が建設する予定になっている。

 また、中国は昨年8月、中国・雲南省からベトナムやラオス、タイなどを経由し、最終的にシンガポールへ達する「汎アジア鉄道」の基幹部分を完成させた。

 関係者は
 「中国のこうした動きは近隣各国の中国に対する態度を軟化させる効果を上げており、米国の同地域への努力に水をさす結果となっている」
と分析する。

 記事は
 「これらは中国政府の熟練した政治・外交上の“誘惑”を反映している。
 しかし、ラオスが今月、同国とベトナムと結ぶ鉄道プロジェクトについてマレーシア企業と調印するなど、中国も同様の動きをみせる同地域の強硬なライバルに直面している」
と指摘している。





レコードチャイナ 配信日時:2012年11月28日 12時7分 
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66883&type=0

ビジネス好適地ランキングで、フィリピンが中国、インドを上回る―フィリピン英字紙

2012年11月27日、フィリピン英字紙フィリピン・スターは、ビジネスに適した国としてフィリピンの順位はインド、中国を上回ったと報じた。
 環球網が伝えた。

 米誌フォーブスは世界141の国と地域のビジネス好適地ランキングを発表した。
 貿易の自由、通貨の自由、資産の権利、イノベーション、科学技術、官僚主義、汚職、投資家の保護、個人の自由、税負担、マーケットのパフォーマンスなどから順位付けしたもの。

 中国は96位、インドは97位。
 フィリピンは87位とアジアの新興2大国を上回った。
 税負担の軽さ、貿易の自由、個人の自由、官僚主義の弊害の少なさがポイントとなった。
 なおトップ10はニュージーランド、デンマーク、ホンコン、シンガポール、カナダ、アイルランド、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、英国となった。






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