2012年11月18日日曜日

中国政府:海外メディアに対して「報復”行為」を実施:アメリカメデイアも反撃

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● 16日、国際ジャーナリスト連盟(IFJ)は、報復措置ともみられる中国の海外メディア締め出しを批判した。写真は15日、政治局常務委員のお披露目となった記者会見。



レコードチャイナ 配信日時:2012年11月18日 12時33分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66566&type=0

中国政府の海外メディアに対する“報復”行為、国際ジャーナリスト連盟が批判―米メディア

 2012年11月16日、国際ジャーナリスト連盟(IFJ)は、報復措置ともみられる中国の海外メディア締め出しを批判した。
 17日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中国語サイトが伝えた。

 15日、中国共産党第十八期中央委員会第一回全体会議(一中全会)が開催され、習近平(シー・ジンピン)体制の最高指導陣である中国共産党中央政治局常務委員7人が選出された。
 そのお披露目となる記者会見が開催された。

 だがその記者会見に世界的なメディアであるブルームバーグ、ニューヨークタイムズの立ち入りは認められなかったという。 
 前者は習近平総書記の親族の蓄財について、後者は温家宝(ウェン・ジアバオ)首相の親族の蓄財について報道し、中国当局ににらまれていた。

 IFJは「すべてのメディアが情報を得る権利を持つ」という原則は守られるべきだと指摘し、中国のやり方に疑義を呈している。
 ただし習総書記が記者会見で
 「各位記者は大量の報道を通じて世界各国に“中国の声”を届けてくれた」
と感謝の意を表したことは評価するともコメント。
 中国のニュースが公正に伝えられるためにも一部のメディアが不当な扱いを受けることは許されない
と批判した。


 あいも変わらず、同じ事の繰り返しのようである。


 さて、今度はアメリカメデイアの反撃。


レコードチャイナ 配信日時:2012年11月27日 12時55分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66854&type=0

米紙が再び温家宝氏に矛先、保険会社に便宜か―英メディア

 2012年11月25日、BBC中国語サイトによると、ニューヨーク・タイムズが再び中国の温家宝(ウェン・ジアバオ)首相の疑惑を報じる記事を掲載した。

 記事によると、中国平安保険公司(会社)の馬明哲(マー・ミンジャー)会長は1999年秋、同社に対する大型金融会社分割の規定を緩和するよう政府に働きかけた。
 当時副首相だった温家宝氏と中国人民銀行の戴相龍(ダイ・シアンロン)総裁に直接の関与を求めたとされており、馬会長は書簡の中で
 「政府上層部で問題を調整するよう温家宝氏に働きかけた」
と記しているという。

 馬会長の働きかけが成功したことで、中国平安は会社分割を回避。
 温首相の親族が経営権を持つ企業が中国平安の株式を購入したのはその8カ月後のことであり、
 6500万ドル(約52億円)の投資はその後37億ドル(約2960億円)にまで膨れあがり、
 温首相の親族が巨額の利益を得たとみられ、すでに報じられている「巨額蓄財」でこの中国平安株が最大のものとなっている。 

 記事はまた、当時の温副首相と戴総裁が平安保険の分割免除を直接指示したかどうかは不明であり、温首相本人は親族が株式を保有していたことを知っていたかどうかも未だ不明だと強調している。
 なお、一連の報道により、中国政府が中国国内からニューヨーク・タイムズウェブサイトへのアクセスを遮断し、現在もアクセスできない状態が続いている。








【新・闇体制発足】



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