2012年11月18日日曜日

内紛防止、尖閣問題、景気対策:緊急課題山積みでの習近平体制スタート

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● 習近平体制



レコードチャイナ 配信日時:2012年11月18日 11時37分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66563&type=0

内紛防止、尖閣問題、景気対策
……緊急課題山積みでの習近平体制スタート―米メディア

 2012年11月14日、米誌フォーリンポリシーは習近平(シー・ジンピン)総書記が抱える数々の難題をとりあげた。
 15日、万維読者網が伝えた。

 ついに船出を迎えた習近平体制だが、はやくも数々の難題を抱えている。
 しかもいずれも解決を遅らせることができない、焦眉の課題ばかりだ。

1. 最も重要な課題は新指導陣の内紛を避けることだろう。

2.また尖閣問題もネックだ。
 中国は毎日巡視船を尖閣近海に派遣する戦術を採用しているが、一歩間違えば衝突に拡大しかねない危険な方法でもあるだけに、日本への怒りに燃える民衆を刺激しないようにしつつ、バランスのとれた解決を摸索しなければならない。

3.さらに経済問題も深刻だ。
 昨年からというもの中国経済は急減速しており、新たな成長方式を見つけなければならない。
 しかしその一方で改革案について党内の支持を固める時間がないのも事実だ。

4.中国の国有企業、銀行のタッグは強力な既得権益集団としてこれまで改革を防いできた。
 習近平総書記は批判されることが少ない就任直後の蜜月期を活かし、経済改革のための基礎を築かなければならないだろう。




レコードチャイナ 配信日時:2012年11月18日 13時27分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66550&type=0

新指導者の習近平氏はすぐに改革に取り組む―米紙

2012年11月15日、米紙ニューヨーク・タイムズは中国の新指導者に選ばれたばかりの習近平(シー・ジンピン)氏について、
「すぐにでも改革に取り掛かるはずだ」
とする、金融アナリストで作家のロバート・ローレンス・クーン氏の予想を紹介した。
仏メディア、ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版が伝えた。

中国共産党第18回全国代表大会(十八代)が閉幕した。
この13億の人口を抱える
  中国の指導者交代劇は非常に不穏であり、スキャンダルと激烈な政治闘争に満ちている。
中国共産党にとっては1989年の天安門事件以来最大の挑戦に取り組まなければならない。

習近平氏は今後数年間を権力基盤の構築に費やすことになる。
最初の任期の5年間はさらに踏み込んだ経済開放を支持するはずだ。
しかし、政治上の改革は「どんなに早くても次の任期になる」との見方も。
胡錦濤(フー・ジンタオ)氏は中央軍事委員会主席の座も潔く習氏に譲ったが、
  それでも習氏は党内の長老派閥の残党勢力と闘う必要がある。

新指導者の習氏が取り組むべき問題は、国内では経済成長の停滞とまん延する汚職、対外的には米国との経済摩擦や、日本および周辺諸国との領土領海問題と山積している。
「中国を変えた男 江沢民」の著者、ロバート・ローレンス・クーン氏は
「習近平氏の方針が現状維持だと考えているのなら、それは間違いだ。
 さまざまな圧力から彼は素早い行動を迫られている。
 中国に必要なのは持続性のある経済体系の構築だ。
 今となっては、改革をするリスクよりも改革をしないリスクの方がさらに大きいのだから」
と話している。





【新・闇体制発足】



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