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レコードチャイナ 配信日時:2012年11月29日 7時35分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66915&type=0
中国経済の成長目標に世界が注目―海外メディア
中国経済の来年の成長率は何%に達するか-----。
「来年の経済業務の基調を定める」とされる中央経済工作会議の開催を12月に控える中、これが世界のホットな話題となっている。
環球時報が伝えた。
世論が導き出した数値は、6.5%から9%と2.5ポイントの差しか示していないが、一部のアナリストはその「温度差」について、寒帯と亜熱帯の温度差と同じく明白だと指摘した。
目前の成長目標のほかに、多くのアナリストは「望遠鏡」を使い、中国経済の今後を占っている。
10年後に、世界により強大な経済大国が現れるか、
それとも「不景気大国」が現れるか?
中国の飛躍的な発展の原動力と、それを実現する上での障壁はどこにあるか?
香港紙「南華早報」は27日、中国経済が世界から注目される理由について、「中国は高度発展中の巨大な国家であり、全世界に大きな波を引き起こしている」と分析した。
同紙はまた、
今後5年間で中国経済に「変革の風」が吹き荒れると予想した。
英紙フィナンシャル・タイムズは、今後10年の中国経済に対して、「慎重かつ楽観的な予想」を行い、
「一定程度に発展するにつれ、中国経済の成長減速は不可避になるが、中国の新たな指導者は問題をよく理解している。
中国は過去30年間にわたり経済の大きな課題を乗り越えてきたが、再びこれを乗り越えることができる」
と伝えた。
(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/RR)
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中国の問題とは経済のことではない。
経済の成長ならびにその減速によってもたらされる社会不満の爆発による、騒乱である。
現政体の崩壊か、あるいは弾圧国家への変身かである。
そのとき、共産党はどういう対応に出るかということでもある。
ソビエト・ロシア風になるのか、鎖国の道をたどり北朝鮮のようになるのか、なんの先も見えていないというのがこの国不安要素の第一である。
先が見えないから、まわりは尾ひれをつけてウハウハ言う。
経済とはその次のことなのである。
そのことを理解しないと、とんでもない火傷を被る可能性がある。
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レコードチャイナ 配信日時:2012年11月29日 8時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66920&type=0
サンドイッチ現象に苦しむ中国、
製造業の都・東莞市で相次ぐ工場閉鎖―米紙
2012年11月26日、米紙ワシントンポストはサンドイッチ現象に苦しむ中国製造業を取り上げた。
サンドイッチ現象とは高付加価値製品を作る国と労働コストが安い国とに挟まれて国際競争の中でポジションを確保できなくなる危機を指す。かつては韓国がサンドイッチ現象に直面していると取りざたされたが、当時は韓国を追い上げる立場だった中国製造業が今、サンドイッチ現象に直面しているという。
その象徴が広東省深セン市。改革開放後、中国製造業をリードする街として玩具、靴、家具などの製造業で栄えた。しかし今、工場を閉鎖する動きが広がっている。労働コストが上がりすぎ、中国内陸部や東南アジアに太刀打ちできなくなったと判断する企業が多いという。
今年第1四半期から第3四半期、深セン市の経済成長率は3.5%。中国の基準でいえば驚くほどの低水準だ。2008年3月、深セン市を訪問した汪洋(ワン・ヤン)広東省委書記(当時)は「もし産業構造転換を始めなければ、明日には構造転換を強制されることになる」と警告した。
労働集約産業は立ち行かなくなるため、高付加価値製品にチャレンジしなければならないと警告する内容だが、今、4年前の予言通りの状況となっている。
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