2012年11月19日月曜日

理由もなく騒乱へ:民衆の社会不満のはけ口

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●17日、中国・福建省寧徳市福安にあるホテル前で交通事故が発生した。その後不満に思った民衆が、現場に出動したパトカーに対し破壊行為を行い、パトカー3台をひっくり返した。写真は中国メディアの報道。



レコードチャイナ 配信日時:2012年11月19日 11時46分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66597&type=0

 普通の交通事故なのに…
 “何か”に不満の民衆が、駆けつけたパトカー3台をひっくり返す
―福建省寧徳市

 2012年11月17日午後7時57分ごろ(現地時間)、中国・福建省寧徳市福安にあるホテル前で交通事故が発生した。
 この事故で普通乗用車2台とオートバイ3台が衝突し、5人の負傷者を出した。
 中国新聞社が伝えた。

 これだけ見れば何の変哲もない交通事故だったのだが、事態はこの後大きく発展。
 なんと事故の何かに対し不満に思った民衆が、現場に出動したパトカーに対し破壊行為を行い、パトカー3台をひっくり返したのだ。
 彼らが暴挙にでた不満とはなんなのか?
 今のところ詳細は伝えられていない。
 当局は事故を起こした運転手が無免許だったため身柄を拘束し、現在事故原因を調べているという。


 これからはこういうことが発生しやすくなる。
 日中紛争のデモで自分たちの力を認識した民衆は、社会不満をちょっとしたことにぶつけてくる。
 それがバタフライ効果を誘発することもある。
 ドミノ倒しで発展すると動乱にまで行きかねない。
 自ら撒いたタネだが、民衆が街頭政治にはけ口を求めてくることは容易に考えられる。
 当局もその抑えこみに真剣にならないといけない。
 民衆に社会騒動の
 やり方を教えてしまった今、
政府の次に打つ手に興味が出てくる。



2012年11月25日17時56分  読売新聞

トウ小平氏故郷で1万人規模の暴動、20人負傷

 【マカオ=吉田健一】香港の人権団体・中国人権民主化運動ニュースセンターが24日明らかにしたところによると、四川省広安市で21日、地元公安当局に抗議する住民1万人以上が警察車両を破壊するなどして暴れ、警官隊との衝突で住民20人が負傷した。

 広安市は、中国の最高指導者だったトウ小平氏の故郷として知られる。

 衝突の原因は、公安当局者がオートバイの運転手を殴ったことだったという。
 抗議に参加した住民は最大で約2万人に膨れあがったとの情報もある。

 同センターによると、中国では共産党大会閉幕後に暴動が相次いでいる。
 17日には習近平(シージンピン)総書記の元勤務地・福建省寧徳市で、20日には浙江省温州市郊外で、それぞれ公安当局の対応や変電所建設に抗議する住民が警官隊と衝突するなどしている。




【新・闇体制発足】



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